ラベル

2013年2月24日日曜日

iphone/ipod/ipadの写真・動画を直接PCへ取り出す方法

以前何かでやろうとして、
そのときは普通にエクスプローラーを開いて取り出せた気がするのだが、今回ipod touchから動画をパソコンに移そうとするとデバイスが認識されない。
itunesを経由させるのは正直面倒くさいし、手間が多い。
古い世代としては、直接ファイルにアクセスして、
自分で操作して動かしたい。

いくつかやり方があったはずだが、すぐにでもできるものはなにか、、探して見つけたのがこれ(mac用:windowsの場合はこれは使えない)。


iphone4で撮影したHD動画をそのままMacに送信する


やってみると新たに何やらインストールすることもなく、簡単に移せた。
孫引きだが、オリジナルがうまく表示できなかったので、
こちらにも孫引用ということで記録しておこう。

1。イメージキャプチャ(Image Capture)というアプリケーションでiphoneなどのフォルダを開き、ダウンロード。

これだけ。しかも、このイメージキャプチャというアプリケーションは、macにはデフォルトで入っている。アプリケーションの「その他」の中だった。
もう少し正確には、まずiphoneなどをパソコンにつなぎ、でイメージキャプチャを立ち上げる。そうすると、通常のエクスプローラーやフォルダーのような画面になり、画像と動画が一覧表示される。これを適宜ドラックしてパソコンに移す。

MEDIA BOSS for Windows Horizon Wall Mount for iPad

2013年2月17日日曜日

知の巨人ドラッカー自伝

知の巨人 ドラッカー自伝 (日経ビジネス人文庫)
ピーター F. ドラッカー『ドラッカー「知の巨人ドラッカー自伝』(日経ビジネス人文庫)、2009。

ドラッカーは、日本でもよく知られ、著書もよく読まれている経営学者である。ドラッカー自身は、この本の中で、「私は大学教授とかコンサルタントとか呼ばれ、時にマネジメントの発明者とも言われるが・・基本は文筆家だと思っている」と書いている。

 この本は、2005年2月に日本経済新聞の紙面上に連載されたドラッカーの「私の履歴書」が基になっている。訳者まえがきによれば、新聞連載が大きな反響を呼んだので、本にすることになったようだ。訳者がドラッカーへのインタビューを行っていたので、27本の連載記事のそれぞれについて、インタビューを基にした解説を付けて本にした。これが、2005年8月に出版された「ドラッカー 20世紀を生きて」である。ところが、その直後の2005年11月に、ドラッカーは95歳の生涯を閉じた。2009年の文庫化にあたり、改題して「知の巨人ドラッカー自伝」となった。

 内容は、ウィーンでの子供時代から始まり、晩年の生活までが、それぞれの時期のエピソードと共に語られている。特に、フランクフルトなどでの若い頃の生活、その後、ナチスの危険を感じてロンドンに移った部分は、急転回する時代の空気を強く感じさせる。例えば1929年、フランクフルトで証券アナリストになったドラッカーは、経済雑誌の9月号に論文を二本書いた。その一本には、ニューヨーク株式市場の急騰について、さらに上昇と断じた。数週間後に、ニューヨーク株式市場は大暴落、これを発端に世界は大恐慌に突入する。ドラッカーは、以後、相場の予想はいっさいやらないことにしたそうだ。その後、やはりフランクフルトで新聞社に記者として勤務する。そこでは、台頭するナチスの取材のために、ヒトラーやゲッペルスに何度もインタビューしたそうだ。ナチスが政権を取ると、危険を感じてドイツを脱出する。ドイツ脱出前に書いたユダヤ系哲学者に関する評論書は、脱出後に出版されたが、すぐに発禁となった。第2次世界大戦勃発の2年前、1937年にはアメリカに移住する。その後のアメリカでの活躍を含めて、まさに20世紀の時代の激動と共に生きたのだなという印象を強く持った。

 この本からは、個別のことでも特に興味を掻き立てられたことがいくつかある。一つは、ドラッカーの本の書き方。かなりのスピードで原稿を仕上げる技術を身に付けている、と自認しつつ、その方法を紹介している。①手書きで全体像を書く。②それをもとに口述で考えをテープに録音。③タイプライターで初稿。以後、手書き、口述、タイプの繰り返しで第三稿で完成する。なるほどと、これは参考になった。

 もう一つは、彼の人生が、しばしば偶然に左右されており、結果的にとても恵まれている、という点だ。奥さんのドリスとの結婚も、その一つ。ドラッカーは、旧知だった彼女と、ドイツ脱出後のロンドンで偶然に再会する。エレベーターで擦れ違ったというのだが、その場面は、ドラッカー自身、まさに人生最高の瞬間だったと述懐している。他にも、時代の激動に揉まれて何度も職を失いつつ、かえって可能性を広げていったという印象を持った。偶然を、次々と幸運に結び付けていった、ということだろうか。

 この本からは、ドラッカーの魅力がよく伝わってくる。巻末に、ドラッカーの人生年表や、著作一覧、米新聞・雑誌への主な寄稿記事・論文一覧が付されている。それらを手掛かりに、この知の巨人をもっと知りたくなることは確かだ。 

マネジメント[エッセンシャル版] - 基本と原則 [新訳]大転換 致命的な思いあがり (ハイエク全集 第2期)

2013年2月8日金曜日

アメリカは日本経済の復活を知っている

アメリカは日本経済の復活を知っている
浜田宏一『アメリカは日本経済の復活を知っている』講談社、2013。

 著者は、イェール大学名誉教授・東大名誉教授の経済学者。現在は、安倍内閣の内閣官房参与という立場で、安倍内閣の経済政策に関わっている。その安倍内閣の経済政策については、今やアベノミクスと呼ばれて、広く話題になっている。昨秋からの、為替の円安、日本市場の株価の上昇は、この政策への期待が大きいためと言われている。そこで、アベノミクスの指南役として著者が注目され、雑誌やテレビなどにも登場する機会がしばしばあるようだ。

 著者の経済政策についての考えは、この本にも要点が示されている。それは、為替の円安誘導と日本経済のデフレ脱却のためには、インフレターゲットの設定、それに向けた日銀による金融緩和が有効である、というものだ。これについては、今やあちこちで賛否両論の議論が行われている。だからこの本を読んで、この政策そのものに関しては、特に新味はなかった。しかし、これに関連した話が実はこの本の中心であって、そちらは興味深かった。

 興味深かった話とは、まとめると次のようである。
 
①著者と日本政府とのこれまでの関係。政府の経済政策に関わるのは、著者は今回が初 めてではないこと。著者は、2001年から2003年まで、内閣府経済社会総合研究所所長 を務めている。そして、当時から、今と同じ政策を主張して来たのだという。しかし、 今回まで、その主張が大幅に取り入れられることはなかったようだ。

②著者は、日銀の姿勢を、厳しく批判している。その日銀の白河総裁は、著者の東大時 代の教え子に当たるという。それも、単に講義に出席していた、といった関係ではなく て、どうやら在学時も、又卒業後も、そして①の所長時代以後も、公私にわたる関わり があったようである。何しろ、序章のタイトルは、「教え子、日銀総裁への公開書簡」 となっている。学生時代、白河氏は、将来を嘱望される優秀な学生であったらしい。

③著者は、アメリカでの生活が長く、アメリカの経済学者たちの知己も多い。著者は最 近、日本経済の停滞に関して、アメリカの多くの経済学者にインタビューしたらしい。 その結果は、著者の考えを後押しするものがほとんどだったようだ。つまり、アメリカ では、金融政策で物価上昇率を左右でき、為替も変化するということが、経済学の常識 になっている、というのである。

 私自身は、経済に関する知識は乏しいので、政策の善し悪しの判断は出来ない。しかし、①から③までの話から、次のことは分かった。つまり日本銀行の政策は、アメリカなど世界の動向とはかなり異なったものだということ。そしてそれは、リーマンショック以後のことだけでないらしい。更に日本銀行としては、著者のような主張を断固退けて、従来の路線を堅持したいようなのである。現在の日本では、新聞や雑誌、ネットなどで見ると、著者の主張に対する反発や否定的な議論が多いという印象を持つ。つまり、日本銀行の従来路線が妥当だ、という見解が多数派を占めるということだ。

 国民生活に関わる重大な政策なので、もっと早くからこうした議論が、幅広く行われるとよかったのにと思う。ともあれ、安倍内閣の発足と共に議論が広く湧き上がり、この本など関連した本が話題になっていることは、よいことではないか。


伝説の教授に学べ! 本当の経済学がわかる本 ―勝間和代が本気で勉強したかったとても大切なこと 論争 日本の経済危機―長期停滞の真因を解明する 経済政策形成の研究―既得観念と経済学の相克

2013年1月31日木曜日

やさしいベイトソン

やさしいベイトソン―コミュニケーション理論を学ぼう!
野村直樹『やさしいベイトソン―コミュニケーション理論を学ぼう!』金剛出版、2008。

前回に引き続きベイトソンを学ぶ。備忘録がてら。
こちらはベイトソンといえばというテーマ、ダブルバインドを中心に取り扱っている。「自主性を発揮せよ」という言葉のダブルバインド性は、病気の原因にもなれば、新しい可能性を切り開く転換点でもある。禅の問答に共通するというが、大事なところだろう。

サイバネティクスのフィードバックについても言及がある。てっきり機械的な話から議論が始まったのかと思っていたが、ベイトソンの場合、その仕組みをバリの文化人類学的調査などからひっぱりだしていったようだ。人間関係が加熱しクライマックスに近づくことを避けるメカニズムがある。なるほど。

なんにせよ、ベイトソンに少しだけ詳しくなった感はある。奥さんがミードだということも初めて知った。


ハラスメントは連鎖する 「しつけ」「教育」という呪縛 (光文社新書) 童話・昔話におけるダブル・バインド―思惟様式の東西比較 環境教育という「壁」―社会変革と再生産のダブルバインドを超えて

2013年1月17日木曜日

ふしぎなキリスト教

ふしぎなキリスト教 (講談社現代新書)
橋爪大三郎・大澤真幸『ふしぎなキリスト教 (講談社現代新書)』、2012。

  日本などの近代化した社会は、政治形態は主権国家で民主主義、経済は市場経済、そして文化面では科学技術が発達している。ところで、そのいずれもがキリスト教の考えをベースにして発展した、ということは、普通余り考えないだろう。そもそも、国家や民主主義や市場や科学が宗教と深く関係するとは、ちょっと思いつかないのではないか。又、それらが他の宗教、例えばイスラム教など一神教や、仏教や儒教などから生まれずに他ならぬキリスト教から生まれたのか、それもふしぎなところだ。この本においては、まさにそのことが全体を通じて説明されている。

 最初に著者は、世界中の近代化した社会でキリスト教に関する理解度を調べると、日本人が最下位だろう、といったことを述べている。そのため、初心者向けの入門書としての配慮や工夫があるが、一方で核心に迫る本質的な問題を扱っており、内容としてかなり高度だと思う。新書にこれだけの内容を盛り込めたのは、素晴らしいと感じる。又、キリスト教を単独に取り上げるのでなく、他の宗教と比較して説明している点が特色であり、タイトルとなっているキリスト教のふしぎさをうまく捉えている。

 さて、キリスト教について核心に迫る本質的な問題は、この本では「一神教を理解する」、「イエス・キリストとは何か」、「いかに西洋をつくったか」と三つに大きく分けられている。その三つに合わせて内容は三部構成になっており、それぞれ更に具体的な問題が合計50以上設定されている。各問題について、豊かな知識を背景に丁寧に説明されるので、キリスト教事項事典としても使える利便性があると思った。

 説明を通じて、なるほどと得心した点はいくつもある。中でも重要だと思ったのは、一神教と多神教をそのまま比較するのでなく、一神教・儒教・仏教と多神教との間に大きな区切りを置く見方だ。歴史的に多神教は、初期の農耕社会や狩猟採集社会に現れている。その後、多くの場所では異民族の侵入や戦争など大変化が起こり、それまでの社会や自然が壊れてしまったという。その破壊の中で、人間らしく連帯して生きるための戦略として、一神教や儒教・仏教が生まれたのだと。これらの宗教には共通点があり、いずれも手近な神々を否定している。そして、これらの宗教がその後世界標準となった。一方で日本では、多神教が、そのままに残った。多分、恵まれていたのだろう。日本人が、キリスト教に関して理解度が低いという理由は、そのことが深く関係しているのだろう。

 明治の文明開化の時には、西洋文明を形ばかり借用したと思う。以来、もう150年近く経つ。又、その間には太平洋戦争の大敗北もあり、日本人も悲惨な目にあって戦後日本を作り上げてきた。しかし、戦後日本を形成する日本国憲法、民主主義、市場経済、科学技術、文化芸術が、今もまだどこかしっくりこないのは、今でもやはり形ばかりの受容という態度が変わっていないからではないか。

 この本は、私たちの生活から一見余りに遠いキリスト教の核心を、的確に紹介してくれる。そして、それらを理解すると、実は身近な日本の諸制度の意味が明快になってくるから面白い。主権や人権と神の関係、予定説と資本主義の精神、神の見えざる手と市場経済、そして理性や科学と信仰の関係、宗教画や宗教音楽など、それらの繋がりを手掛かりに考えると、今の日本や日本人、そして自分自身についての理解も深まるように思う。


やっぱりふしぎなキリスト教 (大澤真幸THINKING O) この一冊で世界の「四大宗教」がわかる!: 社会常識として知っておきたい仏教・キリスト教・イスラム教・ヒンドゥー教 (知的生きかた文庫) 世界がわかる宗教社会学入門 (ちくま文庫)

2013年1月15日火曜日

3031 - 9mm Parabellum Bullet

最近聴いていた曲で印象深いのは、9mmの3031という曲だった。どういう理由で買ったのか全く覚えていないのだが、聞いているうちになんだこれは・・・と思ったのだった。

実際、ヘッドフォンで聞いているだけでは歌詞がうまく聞き取れない。・・・の夢を見る、とかなんとかいっているの聞き取ろうとしているうちに、ネットで検索した方がはやいと思い始めた。答えはタイトルの通り、「3031回は見たあの夢を見る」というわけだった。ここで、ますますなんだこれは・・・と思ったのだった。


「3031」 歌詞タイム


意味を調べようと思ったのだが、それ以上はよく分らなかった。数字自体は、誰かの携帯電話の下4桁という話もあるらしいから、まあそんなに意味があるわけではないのだろう。にしても、最後に「わかるだろう?」と繰り返されて、??うむむ、わからないなぁと思う。

歌詞と曲をみていただけでは、結局音楽はわからない。実際に歌っているその行為とともに理解せねばならない。と、『意味への抗い』に書いてあったから、とりあえず今度はyou tubeで映像を探してみる。さすがはネット時代こちらも見つかった(2013.1.16時点は存在した)。



要するにライブの曲なのだとわかる。であれば、「わかるだろう?」の問いに答えることは簡単だ。よくわかる。わかるだろう?

何度か聞いているとギターがかっこいいなぁと思えてきた。

Revolutionaryバンドスコア 9mm Parabellum Bullet/Revolutionary (BAND SCORE)“意味”への抗い―メディエーションの文化政治学

2013年1月5日土曜日

みんなのベイトソン

みんなのベイトソン
野村直樹『みんなのベイトソン』金剛出版、2012。

グレゴリー・ベイトソンの解説本だが、こった作りになった本である。会話風による解説は時々見かけるが、その解説をさらにサスペンス小説が挟み込んでいる。こうした構成そのものがベイトソンが示そうとした学習ということなのかもしれないし、禅の話も重要には違いないが、一方で読みにくいともいえる。

会話風の解説はわかりやすいところで、ベイトソンによる学習の論理について、試行錯誤が生じないルーチン化された学習0、特定の問題について試行錯誤で学んでいく学習Ⅰ、特定の問題の相対化までを試行錯誤で学んでいく学習Ⅱ、そして、自己を変更することまでを含み、もはや一言では説明できない状態として学習Ⅲが提示される。

大事なのは学習ⅡとⅢということになるだろうが、とにかくⅢが直接的には理解しにくい。自分が変わることであったり、学んだ内容について、自ら修正を施せるようになるようなこというようではある。理論を学んだ際、やがて、自らがその理論の体現者として、その理論を新たに作り直していくような学習であろうか。

学習Ⅲは、関係性にも関わるという。もともと、ベイトソンは学習をコミュニケーションとして捉えていたらしい。コミュニケーションは、基本的に相手を必要にすることになるから、ここでの学習とは、個が知識を得るというプロセスではなく、関係性の変化として理解されることになる。

この本を読んでちょっとベイトソンに気になったので、もう少し読んでみようと思う。このあたりから学習ⅡやⅢが始まるということなのかなとも思う。あるいは、読んだだけでは駄目で、もう一歩、コミュニケーションが始まるところまで進める必要があるということなのかもしれない。

やさしいベイトソン―コミュニケーション理論を学ぼう! 精神の生態学 精神と自然―生きた世界の認識論