どうもmac miniの調子が悪い。理由はだいたいはっきりしている。SSDへの換装である。数年前のモデルで一番安いのを買った。たぶん、Late2009というタイプだろう。ということで、ある時、HDDを強引にSSDに置き換えた。この辺りはネットで調べれば作業できるところで、なんか配線を引きちぎったりもしたけれど、置き換えに成功した。大事な点としては、トルクス(ヘックス)ドライバーという特殊な工具が必要だった。
Mac mini(Mid 2011)のストレージをSSDに換装してみました
2階からmac
当初はずいぶんと早くなってありがたい次第だったが、容量があんまり大きくなかったので、いっぱいいっぱいで作業しなければならなくなった。あわせて、いわゆるプチフリが発生するようになった。これは、SSDの問題というよりも、おそらくmac miniとの相性の問題だったように思う。修正は不可能だった。
さらに輪をかけて、ついつい魔が差して、OSをLionにバージョンアップした。たいして性能は変わらなかったと思うが、さすがにちょっと重たくなった気がする。容量の問題もいよいよ大きくなったようだ(OS自体は圧縮されたのかもしれないが)
というわけで、パソコンを買い替えねばと思うようになっていた。
とりあえずmac miniを新しくしようと思ったのだが、何を思ったのか、新型にはDVDドライブがない。itunesですべてをまかなえるから、ということなのかもしれないが、少なくとも僕はそういう使い方をしないので不便きわまりない。次善の策ということで、古いmac book proでデスクトップを代替させてみることにした(新しいmac book proは、いよいよドライブがなくなっているようだ。先進的にすぎる気がする)。こちらも過去にSSDに換装していたが、もともと取り替えが出来るタイプのものだったから、互換性も問題ないようだ。
というわけで、前置きが長くなったけれど、データ移行が必要になったのだった。mac miniはtime machineでバックアップをとっている。このバックアップデータを、mac book proに動かせばいい、はずだ。
ネットで検索してもそんなに難しいことではなく、「ユーティリティ」→「移行アシスタント」でいいらしい。time machineのデータを選択し、実行を押すだけだ。
移行アシスタントを使って別の Mac からファイルを転送する方法
古いMacのデータや設定をまるごと新しいMacに移行
1時間かからないぐらいで、データ移行がすんだ、ようにみえた。ただ、いくつか思っていた形にはならなかったようだ。一つ目は、完全フォーマット後に丸ごとバックアップされるものだと思っていたのだが、そうではなく、バックアップデータの追加であった(ようだ)こと。この点にさらに関係して、二つ目に、もっとも気にしていたアプリケーションの再アクティベートが必要になったということである。典型的にはofficeについて、再度アクティベートが求められることになっている。電話すればいいのかもしれないが、ちょっと面倒でもある。それから最後に三つ目として、通常のデータのいくつかが移行できていないように見えること。これはよくわからないが、どこか他の場所にアップされたのかもしれないが、今の所よくわからない。
いくつか大きな問題があるように見えるが、こちら側の事前期待の高さが問題なのかもしれない。ひとまずはこれで様子を見ることにしよう。