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2012年8月16日木曜日

われらゲームの世代41

ドラクエ3

一気にドラクエの最新版まで行ってしまったが、元に戻ろう。ドラクエ2まで話をしたから、順番としては今度はドラクエ3である。このゲームはドラクエシリーズの中でも特に印象深い。ちょうど年齢的にRPGを遊び倒せるようになったということもあるだろう。ここからドラクエ5までが、僕にとってのドラクエ時代のように思う。

ドラクエ3では、自由にパーティが組めるようになり、それから例の復活の呪文がなくなった。冒険の書にほ記録できるようになったのだった。ただこれはこれでくせ者で、カセットを落としたりすると、冒険の書が消えてしまうことがあった。僕自身は長らくこの問題に直面することなく、友人が消えてしまったというたびに、本当かなぁと思っていた記憶がある。

数年経って、どこかで僕自身も冒険の書が消えてしまう事があった。呪われてしまったときにかかる音楽がなり、冒険の書が消えてしまった、か、冒険の書がありません、か、そんなことを言われてしまうのだった。あぁ、これか、と思った。

転職というアイデアが盛り込まれたのもドラクエ3からだ。4ではなくなるが、その後復活し、ドラクエ定番の仕組みになった。ダーマの神殿に行って、レベル20ぐらいから転職ができる。賢者が隠し職業になっていて、限られた悟りの書を使うか、遊び人からしか転職できなかった。遊び倒してこそ悟りが開ける、というメッセージだったのだろうか。考えてみるとゲームらしい。

もっとも、当時のライバルというべきFFはすでにジョブチェンジの仕組みを持っていたから、それを真似したといえるかもしれない。ドラクエとFFは当時からいろいろと差別化したり、模倣したりと切磋琢磨していた。そういえば、FFには復活の呪文もなく、最初から冒険の書形式だった。さらに、ドラクエは教会かどこかに行かなければセーブができなかったが、FFはフィールド上であればどこでもセーブができた。ダンジョンでもセーブポイントではセーブができたような気がする。

ドラゴンクエストIII そして伝説へ・・・ 150ピース ジグソーパズル