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2016年7月31日日曜日

ポケモンGO


昨今話題のポケモンGO。7月31日にアップデートされ、初期の不具合がいくつか改善されたようだ。大事な点としては、ポケモンの近さを表示するとされてうまく機能してなかった足跡について、足跡自体がなくなった。治らなかったということのようだ。

ネット記事を見ていると、賛否両論いろいろあるようで、好きな人は最初から好きだし、嫌いな人は最初から嫌いだろうという感じ。個人的には好きな方なので、もっとアップデートして長く続くゲームになってほしい。そのために必要なのではと思う機能は以下のとおり。



1。ポケモンの場所はもっと特定できた方がいい

冒頭に書いた近くにいるポケモンを示す機能は、このゲームにとってかなり重要なのではと思う。適当に歩いていたら出会えるというのは、正直、ゲームらしくない。今回のアップデートに際し、外部サイトで人気を集めていたpokevisionpokewhereも機能しなくなってしまっている。勝手連で生まれるイノベーションは残しておいた方がいいと言う別の話もあるが、なんにせよ、この機能は実装してもいいくらいだと思う。

2。ゲームは家でやった方がいい

おそらく今後の方針でもあるのだろうけど、今のような形で、外でポケモンを探すのはいつまでも続かない。人の目があるからだ。現状のメイン作業であるポケモンを探す作業とゲットする作業は、極力簡素化した方がいい。ポケモンGO plusで、できればボタンすら押さなくても、自動で収集できるようした方がいいと思う。

家でポケモンがどこにいるかをチェックして、その場所に向かい、収集し、それを自宅で確認し、自宅で育成し、場合によっては自宅でバトルできるようにする。大事なのは、収集活動以外は、すべて自宅でできるようにすることだ。ポケモンGOは僕たちを外に連れ出した新しいゲームであるともみることができるが、ゲームは、基本的に家の中で行った方がいいと思う。

もちろんその際に、いつの間にか捕まえていたという楽しみがあってもいい。その意味では、最初の話とは少し変わるが、ポケモンの場所はともかく、すべてを示す必要はないかもしれない。

3。スマホと据置ゲームの連動

おそらく、任天堂が今後目指せるのはこのあたりだろう。NXがどの程度ポケモンGOを織り込むのかは注目に値する。誰かの記事で、ポケモンGOはnianticのものであり、メインは地図やGPSの仕組みの方が大事だという指摘があった。だから、別にポケモンでなくても、スターウォーズでも同じことができるというわけだ。その通りだと思う。だからこそ、据置型ゲーム機との連動が任天堂にとっては重要になる(もっとも、NXが据置型なのかどうかはよくわからない)。


4。勝負は今年度末

NXは来年3月に発表(発売?)となっている。ポケモンGOにとって大事なことは、この時期まで、このブームを維持できるかどうかということである。ポケモンGO plusは、その一手となるだろうが、それでも9月までの維持が必要になる。wiiなどで、なにか前倒したサービスを開始した方がいいかもしれない。今回、予想以上にブームになってしまったことは誤算だろう。このゲームを本来しないような人まで、参加してしまったからである。彼らをうまく離脱させつつ、あるいは維持しつつ、次の一手につなぐことが重要になる。