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2012年8月27日月曜日

われらゲームの世代48

天空シリーズ

ドラクエ3までがロトシリーズだとすれば、ドラクエ4から6は天空シリーズと言われていた。だが、少なくとも僕には、天空シリーズのつながりはよくわからない。確かに、ドラクエ5までは天空ネタがいろいろあったように思う。だが、この辺りの接続は正直記憶としても曖昧で、調べてみたがやっぱりよくわからなかった。一応、6→4→5という流れではあるらしい。

6に至っては、ゲームそのものの記憶がほとんどないのでどうしようもない。伝説は忘れられていくものである。それを誰かが、あるいは掘り起こすかもしれない。天空シリーズとは、要するにそういう話だったような気もする。ドラクエ4で華々しく描かれる天空の世界は、確かドラクエ5では崩壊しており、蘇らせなければならない(しかしこの辺りは本当にwikiに詳しい。誰がまとめてくれているのだろう。)

ドラクエ5はストーリーが斬新だったことは覚えている。ロトシリーズの壮大な展開とはまた違い、それから4の仕組み化されたストーリーとも違い、人の一生を描いているという点で斬新だった。幼少期、青年期、それから親になるところまでが全てゲームの中にある。しかも、主人公は勇者ではない(王子ではあるが)。

ただ、全体的にストーリーが暗いので、あんまり繰り返してやりたいとは思わなかった。この暗さは、女神転生や後のFFのダークさとは違う。なんというか、切なさが残るという感じだろうか。

あと、そういえばドラクエ6は、実は僕が昔書きたいと思っていたゲームの世界観そのものだった。ゲームの中身は覚えていないが、二つの世界がパラレルに併存しながらストーリーが展開するというのは、あぁ、子供の頃そんな話を考えていたよ、と思った記憶がある。語っても良いが、それはまた別のところでやった方が良いだろう(次のネタが見つかったかもしれない)。

ドラゴンクエストV 天空の花嫁―プレイステーション2版 「世界征服」は可能か? (ちくまプリマー新書) 五分後の世界 (幻冬舎文庫)