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2012年8月15日水曜日

われらゲームの世代40

ドラクエはどこまで遊んだのだろう

そういわけで2012年の今年、ドラクエ10が発売されたわけだが、考えてみるといつの間にかドラクエも遊ばなくなった。今ではほとんどゲームをしないが、もう少し前から、ドラクエを買わなくなったように思う。いつまで僕は遊んでいたのだろう。

内容をある程度思い出せるのはドラクエ5ぐらいまでである。ドラクエ6も少し記憶があるから、何らかの形で遊んだのだろう。ドラクエ7というのもやった事があるような気がする。だが、少なくともここまでである。ドラクエ8以降というのは全く遊んだ事がない。

以前にも書いたが、昔の事の方がよく覚えていて、最近の事はほとんど覚えていない。それだけ印象が薄かったという事だろう。あるいは、他にいろいろとやらなければならない事が増えてきてしまい、印象が相対的に薄まっているのかもしれない。

しかし中学高校の頃は学校から帰ってからしかゲームができなかったが、大学の頃であれば一日中家に籠ってゲームをするという事もできたはずだ。実際、1週間分食糧を買い込んでゲームをする、といった人の話は何かの記事を見た事があるし、僕だってそういう生活ができたのではないかと思う。徹夜でゲームをするような事もあったのではないだろうか。

当時、僕自身がどういう風にゲームをしていたのかすら、全く思い出せない。状況的にそうした集中的な遊び方が可能であり、またこうしてゲームが好きだった事を考えれば、徹夜で1週間のような遊び方をしていたとしても何ら不思議はない。けれども、何度も繰り返して言えば、何も覚えていない。懐かしさも感じないし、当然、あの頃のゲームは面白かったという感覚もない。

そう考えると、ゲームの楽しさは、ゲームそのものの楽しさではなかったという事のような気がする。確かに、ゲームは楽しかった。けれども、それがこうして今の僕につながっていて、それを思い出すことができて、あれやこれは語ることができるためには、ゲームだけではない、むしろゲームを取り巻く別の関係が必要だったのである。

他の人は知らない。ゲームそのものだけを覚えてる人もいると思う。けれども、少なくとも僕はどうやらそうではないらしい。ドラクエ6以降の記憶がほとんどないのは、もしこれらのゲームを僕がやっていたとしたら、それは一人で家に籠って徹夜でやっていたからなのだろう。

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